耳鳴り

耳鳴りには、いろいろなタイプがあります。
伝音性耳鳴りといわれるものは、外耳・中耳・耳菅などの障害によっておこり、音を伝えるところの障害です。感音性耳鳴りは、内耳・聴神経・メニエール症候群などが原因でおこり、音を感じるところの障害です。原因が、高血圧・動脈硬化・糖尿病・脳神経系の疾患などであれば、専門医での治療をお勧めします。
しかし、心身のストレス・疲労などが原因の筋緊張による三叉神経系のものは、整体施術で耳鳴りが解消します。難聴を伴う場合は、どこまでできるかが問題になりますけど、主に、顔・耳の周囲・首などの筋肉を緩めることによって、楽になり耳鳴りがスーッと消えていきます。
耳鳴り・難聴が長い月日継続されてる場合は、なかなか治りにくくなりますのでお気を付け下さい。予防には、日頃から心身をリラックスさせて、自律神経系のバランスを整えて下さい。また、音がうるさい環境においては、耳栓を使用するなどの予防をお勧め致します。

片頭痛

片頭痛に関しましては、こちらでも簡単に書いております。
頭痛を大きく分けると、『脳や体の病気が原因で起こる頭痛』と『慢性頭痛』に分けられます。前者は、頭の中(頭蓋内)の病気、脳腫瘍・くも膜下出血などが考えられ脳神経外科・神経内科などの先生の受診が必要です。後者は、頭蓋骨の外(頭皮の下)の筋肉や血管が原因です。
頭痛の原因の殆どが『慢性頭痛』で、「片頭痛」・「緊張型頭痛」・「群発頭痛」の3つが代表的なものです。こちらは、整体施術で筋肉の凝り、体のストレス・疲れを取り除く事によって、慢性頭痛が緩和されます
全身の動脈は、「自律神経」によって支配されていて、必要に応じてその直径が変わるようになっています。しかし、疲れ・寝不足・ストレス・低気圧などが原因で、頭蓋外動脈を支配している自律神経が麻痺して頭皮下の動脈が異常に太くなって、頭が脈に合わせて「ズキン、ズキン」と痛くなるのが、片頭痛です。普通の方は、少々の疲れやストレスでは頭がズキン・ズキンと痛くなる片頭痛発作は起こしません。ちょっとした心身の疲れで発作が起こると言う事は、頭皮下の動脈を支配している自律神経がデリケート過ぎるからと考えられています。片頭痛持ちの方の家族にも同じ症状の方がおられるように、「自律神経が過敏である」と言う共通の体質が遺伝しているのではないかと言われています。片頭痛は、病気ではなく体質ではないかと。だから、薬を飲むと一時的に片頭痛は治まるけれど、やがてまた頭痛が起こってきます。40〜50代をピークに、高年で自然に消失するつまり治るとも言われています。
しかし、ピーク時にとても我慢が出来なくて仕事や家事の能率が上がらない時は、整体施術での慢性頭痛の緩和をお勧めします
片頭痛の予防として、まず寝不足・疲れ・ストレスを出来るだけ避ける。ストレス回避が一番難しいのですが、仕事・家事をやるにしても、いやいややるのでなくて楽しくやりましょう。また、軽い運動も必要になります。ストレッチ・ウォーキング・ジョギングなどの運動をして運動神経を鍛え血液循環を改善して、間接的に「自律神経」を丈夫にする事によって、体質改善に繋がっていきます。

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